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会員リレーコラム第5回 +++明日の留萌に向けて+++ 堀 口 哲 志 「依然、北海道は景気回復が遅れています」というニュースを耳にするようになってどれくらい経つでしょうか。今、明るいニュースといえば、北海道日本ハムファイターズの2年連続パ・リーグ制覇、コンサドーレ札幌のJ1復帰間近の好成績が挙げられます。近年の北海道はスポーツが1番熱いと言っても過言で無いくらい、ファンならずとも野球・サッカーに注目しています。私も札幌ドームに観戦に行きましたが、道内外のファイターズファンはもとより、相手チームの私設応援団の方々が大勢応援に来られておりました。地方から観戦に訪れた人の多くは、飲食や買い物、宿泊滞在と試合前後に札幌近郊の観光をなさっていたことでしょう。これらは、近年の北海道の観光収入増加の大きな要因の一つであると思われます。また、一時的であれ応援・優勝セールなどによる消費拡大という経済効果も生んでおります。シーズン中は、「お祭り」のように人も街も盛り上がりを見せているのではないでしょうか。 我が町留萌では、子供の頃毎年楽しみに訪れていた祭りやイベントが、1つ減り、また1つ減り、最近では国内最長を誇る「オロロンライントライアスロン国際大会」も終了してしまいました。現在では「うまいよるもい市」等の特産物を扱ったイベントが主流となり、随分形を変えたように思います。首都圏のデパートでは「北海道物産展」が、地方では「全国うまいもの市」が最も人気の催事と言われ、いわゆる 「ハコモノ」時代の終焉と共に、「食育」・「地産地消」といった観点からも、時代の流れに即したイベントなのだと思います。 留萌管内には、全国に名の知れたお祭りがあるわけでも、ドームのような大きなスタジアムを作ることもできません。しかし、全ての市町村に海も山も有り、豊かな自然、美しい景観があります。新鮮な海産物に美味しい野菜・果物、米、旨いお酒と肴の水産加工品、見渡せば沢山の産物資源があります。私(共建設業の多く)は、直接それらの産物資源に携わってこそおりませんが、地方に暮らす住民として、また地方経済を担う企業の一員として、地域とどのように関わり、どうしたら「疲弊した地方」からの脱却の一助となれるか考えていかなければならないと考えます。
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